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WALTZ

CELL

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本来行きたかった『PEDAL DAY 2011』にも行けず、日曜日の倶知安にも行けず残念。

でも、逆に他に行きたかったところへ足を運ぶ。



まずは、東京都現代美術館【MO+】

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ここでは『名和晃平 -シンセンス-』展へ、実はとても観たかった個展。

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↓以下公式HPより拝借(中略)

「Cell」という概念をもとに、先鋭的な彫刻・空間表現を展開する名和晃平(1975年生まれ)の個展。名和はビーズやプリズム、発泡ポリウレタン、シリコーンオイルなど流動的な素材・メディアを情報社会における感覚や思考のメタファーとして扱い、デジタルとアナログの間を揺れ動く身体と知覚、感性のリアリティを表現しています。本展では、国内外での多数の受賞・発表をふまえ、パラレルに姿を変える名和作品の根幹を各カテゴリーの方向性や相互の関係から探り、そこにかいま見える今後の姿を追求します。 BEADS / PRISM / LIQUID / GLUE / SCUM / DRAWINGなどのカテゴリーに新たな展開を加え、音楽やファッション、プロダクトデザイン領域とのコラボレーション、パブリックアート、プロジェクトチームによる制作などを通して、国際的に活躍する作品世界の魅力が紹介されます。
また、手法そのものの開発からスタートする表現スタイルなど、名和作品の多義的な創作のありかたを探ることによって、そのすぐれた造形性、表現の拡がりや可能性を呈示します。名和は「映像の細胞PixCell=Pixel(画素)+Cell(細胞・器)」という概念を通して、感性と物質の交流の中から生じてくるイメージを追求しています。彼は自らを「彫刻家」としながらも、私たちが、感性と物質を繋ぐインターフェイスである「表皮」の質を通して対象をリアルに感知・認識していることに注目し、その表現領域をさらに拡げつつあります。

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やはり観に行って間違いはなかった、作家『名和 晃平』個人の創作の根源と同時に

それを取り巻く一つの組織『SANDWICH』の背景。作品の一つ一つの素材の選定から

製作方法、展示会場の導線・照明計画まで彼を取り巻く一連のチームで製作される。

少なくとも会社員のような仕事ではないこちら側の人として

アートや現代作家の仕事の進め方や組織作りと組織の展望に至っても

とても興味深いものであった。

作家一個人としてだけではなく、アート・デザイン・建築・造作など

幅広いレンジで物事を捉える姿にとても良い影響を受けてきた。


1人の人にまわりがついて大きくなっていく


つづく


from YUTA
by kingyoyuta | 2011-08-22 09:45 | azimuts