WALTZ

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胸が熱くなる

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先日アップしたオーダーメイドから、また一つのクリエーターと交流をした。

これは互いにとても胸を熱くした。


その方は、東京のある工房で様々なものを日々生み出す。

こちらからの問いに対し真摯に対応して頂き、モノを作ることへの情熱と

難しさの間にある問題を持ちながら出来る限りの対応の返事をしてくれていた。


ただ、その翌日のその方のブログには悶々としたものづくりの悩みが書かれていた。



『ビルダーも立派なサービス業だと思ってます。

気持ちよく、快くオーダーしていただき、手早く製作したいもの。

しかし、より良いモノ、より美しいモノ、より個々に合致したモノ、と強く求め慎重に考えるほど、素早さとはかけ離れてゆく。』



これは自分に宛てたものではないが

正直、自分は一つ間違いをしてしまったと思った。

しっかりとものづくりをしている人に対して、顔も見せずインターネットとメールだけで

一方的な気持ちを伝え尚且つ納期を気にしてしまう。

今の時代それがある意味普通になっている、モノの価値観と価値がずれてきている。

自分側の時間軸と相手側の時間軸も合致していない、”人対人”でやりとりをしていないことに気付いた。


私はその方にメールの返信を再度し、この気持ちを伝えました。

そしてすぐではないが近い内一度工房へ伺い、モノを手に取り、その方と会話をした上で納期に半年や1年かかろうが

良いモノを作ってもらおうと決めました。

この人にしかできない一生モノの良いモノを。


この方のブログの最後にこの言葉が書かれていた、



『しかし、モノ大好き人間としてこのような流れには逆らっていきたい。

利益を求めるよりかは、クオリティを上げ続けたい。

品質下がったな~なんてことはできれば避けたいわけです。

イイモノ見るとニンマリする人間です。

人間の手による味が大好きです。』



そして今日メールにて返事を頂きました、

とても生き生きとした返事でした、このメールは宝物にし東京で会うことを約束しました。


from YUTA
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by kingyoyuta | 2010-11-19 17:53 | azimuts

samuidesune

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寒い時だからこそ楽しいものを。

先日とても今の心のスタンスに合った言葉を聞いた


『よく眠った。何も置かれていない碁盤のような気分。こういう時にポツリと碁石を置くように、

大事なことを考えたい。』


とめどなく進む時間の中に、ふと自分でも思ったことのないような”瞬間”がある、

緊張感で張りつめた水面に一石を投じるように、次の一手を考える。

ただただ柔らかく、無意識にポツリと一手を置くように。


いわば”0”と”1”の狭間


今進むべき道を、やるべき道を考えている人がいるならば

多分あなたは今このような気持ちであろう。

2年という時間から引かれた碁盤の目状と、手元にある数々の碁石。

この2年さまざまな状況があったでしょう、

とても多くに心を振り回され、その度人の優しさと知恵に守られたことだろう。


今一度次の一手を打つ機会なのだろう、

ゼロ地点から一手を打つことはとても難しいことだとは思うが

どの一手を打っても問題はないだろう、友としてそう思う。


柔らかな一手楽しみにしています。


from YUTA
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by kingyoyuta | 2010-11-17 15:18 | azimuts

ORDER MADE


今までだれかの為のものを作ることや、デザインをすることは小さくながら色々とあった。

何のために誰の為にどこへ行こうか、求める世界を自分なりのフィルターを通して表現し、

世界を広げることに自分の生活の重きをおいてきたであろう。


デザインとアートの違い、芸術と民藝の違い、様々なものを作る中で

自分の立ち位置、デザイナーはある種”自分と誰か””自分と環境”を

繋ぐ接点にものを創るような気がする。

接点に自分なりの美を求めてきた。


”人 対 人の繋がり”


それとは違い後者は、常に

”人ともの”を接点にものを生み出していく。

もしくは”人 と素材”なのかもしれない。

ただどちらの先には必ず使う人の存在がり、結局のところは

ものづくりの入口の違いなだけでもある。

ただ”過程”が違うことで、出来上がるものも確かに違う。

ものの中に含まれる世界が違う。



そんな自分がいざ”人 対 もの”の世界へ足を踏み込んでみる。

正確には一からの製作ではなく、コーディネート?オーダーメイド?のようなもの。

まずは自分の身体的寸法・ディティール・カラー・使い方

いざ自分にやりたいこと・好きな形にしていいよって言われたらそりゃ困るでしょ、

今までのものを作る過程の”入り口”が違う分悩んで悩んで結論がでない。

事例がないデザインをする時の、出来上がりに対しての恐怖、生みの苦しみ。

ただ単に人の財布でやる分には何も問題はないだろう、ただ今回はそれなりの対価がつくのだ。


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今言えることは、自分の中に一生残るオーダーメイドの”もの”を創ることの対価は

自分の中の新しい一歩のようにも感じる。

一生に一度そんなものを作れればいい、例えば注文住宅のように。

だけど、今つくろうとしているものはやはり自分が全てメンテナンスできる範囲のもの

自分の描く”円”の中に入っているもの。

初めて”自分 対 もの”への挑戦、自分への挑戦。

まだ正確にオーダーするかは未定だが面白くなりそう



from YUTA
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by kingyoyuta | 2010-11-09 13:43 | azimuts